井坪工務店

「さあて、今日は外でごはんを食べるぞ!」いつになく張り切るお父さんの一声から、特別な休日が始まります。 初夏の日射しを浴びて、青々と繁り始めた芝生の上にテーブルをスタンバイ。 お母さんがテーブルクロスを広げ、採れたて野菜やお肉を並べていく横では、バーベキューグリルの炭がすでに煙をあげて準備万端。 お待ちかね、マイホームBBQの始まりはじまり! 眩しい太陽と清々しい風に誘われるように食欲もモリモリ。いつもは野菜の苦手なお子さんも、丸かじりで得意気な笑顔。 まさに"大自然は何よりの調味料"です。

かつて「庭付き一戸建て」という言葉が、理想の家の代名詞になっていたように、いつの時代も庭のある暮らしには憧れがあります。 それは単にステイタスの象徴としてではなく、人間が本能的に持つ「自然を身近に感じていたい」という欲求に結びついているのではないでしょうか。 季節の移り変わりを教えてくれる草花、太陽を浴びて青々と繁る樹木、たわわに実をつける果樹、そこに集まる小さな虫や蝶たち……。 たとえ小さな面積でも、植物の近くで暮らしてみれば、その生命力の強さ、自然界の命の連なりには、驚かされることばかり。 単調に思えていた日常が、ぐっとみずみずしく、フレッシュに、活力を帯びてくるに違いありません。

ガーデニングとあわせて挑戦してみたいのが、自家菜園。 農業や食への関心が高まるなか、都会でも貸し農園やベランダでのコンテナ栽培などが人気を集めているようです。 ましてや自分の庭の一部で野菜を作れたなら、それがベスト! まずは2畳分ほどの広さを耕して、さほど手のかからないナスやキュウリ、トマトなどの夏野菜から試してみては。 形は悪くても、完全無農薬、採れたて野菜の美味しさを一度でも味わってしまったら、あれもこれもとやみつきになってしまうかも。 シソやバジル、ミントなどのハーブ類も、普段の料理に色を添えてくれます。 土に触れ、日々、力強く生長していく野菜に向き合う毎日は、眠っていた五感が揺り動かされるような新鮮な驚きと発見をもたらしてくれることでしょう。